シミが出来るのは、日焼けが原因と思われていることが多いようです。もちろん、紫外線を浴びて色素沈着となることも多いのですが、それ以外にも、加齢やストレスなどが原因になっていることもあります。年齢を重ねたり、ストレスがあることなどで体内の活性酸素が増えてしまい、その結果シミが出来やすくなってしまうのです。ですからシミの予防のためには、紫外線を防ぐだけではなく、ストレスをためない生活をするとか、あるいは、ビタミンの多い食品を摂ることなども大事です。
特にビタミンCやビタミンEは、抗ストレス作用が期待できます。また、もしシミが出来てしまった場合は、どのように治療するのがいいのでしょうか。まず、医薬部外品である美白化粧品で、ある程度対処できることもあります。しかし、長い間美白化粧品を使っているのに、効果が見られない場合は、皮膚科や美容外科のクリニックで、レーザー治療を受けるようにするのがお勧めです。
クリニックの治療の場合は、基本的に保険が適用されず、全額負担であることが多いので、自分が行こうとしているクリニックのサイトで、料金設定を確認するといいでしょう。それから、気を付けたいのが肝斑です。これは30代から50代の女性に多いシミで、頬のあたりに、左右対称にぼんやりとした形で現れることが多いのです。この肝斑は、美白化粧品ではまず改善できませんので、クリニックを受診するようにしましょう。
従来は内科治療が中心でしたが、最近はレーザーでの治療方法も開発されるようになっています。